新社会人に告ぐ|仕事のミス対処法&メンタルリセット術

初めての業務でミスをすると「迷惑かけてないかな」「自分、要らない人間じゃ…」なんて不安が頭を支配しがち。でも、その悩み、ほぼ無駄だと断言しておく。社員のミスは会社が見越しているものだし、謝って反省すればOK。

この記事では、失敗を引きずらずにサクッと切り替える6つのマインドを紹介していく。

失敗しても大丈夫、社員のミスは想定内

まず、あなたがミスしたところで会社は潰れないし、給料は来月も再来月も普通に振り込まれる。ミスすること自体事前に織り込み済みなんだからミスなんかいつまでも気にする必要はない。人はミスをするしそういうもの。

実際、プレゼン資料の誤字脱字なんて誰も気づかないし、指摘されてもそんなのはすぐに忘れ去られる。仕事でミスした時に一生引きづって他人の顔ばっかり気にしてしまうみたいな人がいるが、人のミスなんて1週間後は誰も話題に出さないし、ましてや1ヶ月も経ったら誰も覚えていない。周りの同僚があの日失敗したとか誰も覚えてないんだ。

例えば自分が社長の会社で社員の大ミスが原因で会社が傾いたら大損こいて大変だが、社員だとすげー怒られるけど別に1円も損することはないし、給料が下がることもない。そういうマインドでいると気持ちが楽。

もちろん、ちゃんと謝って反省はして次に活かすようにする。

同じミスはしないようにする

もし何か失敗しても、今後同じ失敗しないってのは誰にでもできる。同じミスを繰り返すんだったらそれはもう意識の問題だからメモとかする。

スマホのメモ帳でも紙のノートでも構わないから、失敗した原因や注意ポイントをサッと書き出す。次に同じ状況になったら見返すだけで「ここは要注意」と即対応できる。

自分は自分、他所は他所

暇な人って悩むんだ。適度に忙しくなると無駄なことを考える暇はないし、どうでもいいことは考えないからメンタルを強くならざる得ない環境になる。

自分の周りにいる人と自分を比べて落ち込むのは時間のムダ。他人が派手な成果を上げてても、自分とはバックグラウンドも得意分野も違う。

パソコンやスマホのスペックだってモデルによって性能がバラバラなのと同じで、比べたところで意味がないんだ。

むしろ他人のやり方を見て「ここは真似できそうだな」と思ったら取り入れればいい。全部マネする必要はまったくなくて、自分のスタイルに合う部分だけでいい。他人と比較をしないだけで、無駄な落ち込みがガラリと減るはず。

好感度貯金をする

アホのふりをしていた方が得って言葉があるように、ハードルは低くしておくもの。

例えば、わからないことは素直に「すみません、ここ教えてもらっていいですか?」と聞けば、相手は「頼られてる!」と嬉しくなるし、こちらもミスを未然に防げる。

さらには、ちょっとした「ありがとう」「お疲れさま」の一言を忘れないこと。朝の元気な挨拶や、コピーを取ってくれた同僚への軽いお礼メールでも、相手の印象はぐっと良くなる。こうした小さなアクションをコツコツ続けると、いざミスをしたときにも「いつも助かってるし大丈夫だよ」とフォローしてもらえる“貯金”がたまるんだ。

要は、完璧を装うより「人間味」を出しておくほうが長い目で見て得だ。

嫌いな人の言葉は聞き流す

嫌いな人に言われたことなんてどうでもいい。だって嫌いなんだから。嫌味や悪口を受け取る必要はゼロ。むしろ「この人とは価値観が違うんだな」でOK。

自分が悪くない時の落ち込みは、なるべく向こうが悪いと思うようにする。本当に自分がダメな時はちゃんと反省して次に活かせばいい。

忘れるから、案外うまくいく

基本的にはなんでも人は忘れるし、一生それが続くこともない。

結局、今悩んでることなんて、じいさんやばあさんになったら一個も覚えてない。だって今これを読んでいる君は10年前の悩みなんか一個も覚えてないだろ?

今が大変なのはわかるけど、時間が解決してくれることもある。